Lesson 2-3 変化


Q、最近のJWは昔と違います。この変化は良い兆しなのではないですか。

 JWは組織維持が至上命題ですので、現金支出の削減と、信者数の減少阻止、寄付や不動産売却益を最優先していると考えられます。教義的には大学否定や輸血拒否などのカルト的な点は改まっていませんし、最近では過去の鞭信仰を信者のせいにしました。残念なことです。


Q、JWはカルトから一般宗教への軟着陸を試みているのではないでしょうか?

 JWが周囲社会との親和を図ることはあっても、それはあくまで組織維持のためです。信者は肉体的、精神的、金銭的に昔より負担が減りましたので、ガス抜きになりました。

 次の三点がある限り、カルトである汚点は消えません。

1、この団体の中で過ごす人生だけが神に認められたものという教えの存在。

2、聖書の全てが神の手による完全な書物である、と信じて疑わない教え。

3、教団上層部が神の名のもとに行動すること。


Q、内部改革派がいつか変えてくれるのではないでしょうか? 

 いわゆる内部改革派は、彼らが組織内に居る限り、組織の延命に役立ちます。統治体からみればいいガス抜きです。いざ本格的に反抗してきたなら排斥してしまえばよいだけですから。何を言っていても「この団体の内部に居る」、それが彼らの最終の意思表示です。


Q、この組織は今後どうなると思いますか?

 自然消滅する方がますます増えるでしょう。実際にそうなっています。会衆を維持できず、施策に大きな変化が出ています。特に国内については、アメリカ本部が世界戦略の都合で日本の信者に厳しく接し、経済的に大部分の負担を負わせた上、日本信者を一種の実験対象にしてきましたので、その激しい反動が予想されます。

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